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お知らせ・お役立ち情報
2020.05.10
社内研修
第1回オンライン研修会を開催しました
「コロナ時代をどう生きる?」
昨今コロナの話題ばかりで少し気が滅入ってしまいますね。
マスク不足、消毒薬不足に始まり、最近は医療崩壊や経済崩壊と日々の話題は尽きません。
そんな中、三重県では16日連続でコロナ陽性者が0となっており、大変誇らしい状況が続いています。
県内の感染予防対策には目を見張るものがありますね。
少し安心する反面、ここで気を緩めず、この状況を維持するために個々人がしっかりと意識を持って感染予防行動を継続していきましょう。
本題です。
そんな社会情勢の影響も鑑みて、当薬局では本日、第1回オンライン研修会を試験的に開催しました。
第1回目ということもあり、タイムマネジメントなど課題も散見されましたが、十分に意義のある研修会が行えたものと感じています。
研修内容としては、「薬歴の書き方講座」の題目で、中町店の荒木先生にご講演していただきました。
主に若手薬剤師を対象とし、薬局薬剤師の基本的かつ重要な業務の一つである「薬歴」の本質・意義や仮想症例を用いた具体的な薬歴の記載方法などをご教授いただきました。
(オンライン研修会の様子:今日は参加者8名)
お薬を渡すだけなら誰でもできます。今は情報過多の時代です。
それこそ、グーグル先生で検索すれば薬の情報などは山のように出てきます。
欲しい情報には誰でも簡単にアクセスできる世の中です。
そんな状況の中、我々薬剤師、渡しているのはお薬だけであってはいけないはずです。
日々来局していただいている患者さまへ何をお渡ししているか、そういったことを改めて考えさせられる時間であったと、個人的には考えています。
しっかりと記憶(患者さまへ)にも記録(薬歴へ)にも残していく。
さて、今回の研修会を皮切りに、今後NFPでは定期的にオンライン研修会を開催していく予定です。
プラットフォームは主にZoomを利用しています。
セキュリティーの面での配慮が必要ですが、今回試験的に開催してみて、座学による研修を行う上では十二分に活用できるものだと感じています。
コロナの影響以前より、やる気はあるが、家庭の事情や時間的な問題で県薬剤師会の研修会や県外の学会等へ参加できない人はたくさんお見えでした。
そういった社会的あるいは物理的な障害を解消できる可能性もあります。
意欲や熱意のある人に学びの場の提供を。
このオンライン研修会では、基本的には個々がリラックスした状態で望み、手軽に気軽に、みんなで楽しく学びや気付きを共有することを目的としています。
平たく言うと、ゆるーく、です。教える側も教えられる側も楽しむことが第一です。
また、講義だけではなく、将来的には症例検討会や意見交換会なども取り入れつつ、現場の薬剤師の需要を最大限に加味した内容を企画・開催していく予定です。
個々の薬剤師の資質向上を図り、薬局の機能を向上していく。個々人が提供できる価値を最大限に高めていく。
その先に、患者さまの安心・安全を守り、信頼・信用を提供し、薬物治療を最大限に支援すること、など薬剤師の存在意義があると信じています。
つまるところ、そこが大前提であり、根底です。
話は戻ります。
次回は5月31日の開催を予定しています。
14時から開始し、講義は20分~30分前後。その後質疑応答や意見交換会などで計1時間程度。
研修テーマは未定ですが、「乳幼児とメディア」についてお話ししようかな、とボンヤリ考えています。
日常業務にダイレクトに関わることはないにしろ、医療従事者(特に小児医療に携わる者)としては知っておいて損はないと思っています。
参加ご希望の方はまた個別でも結構ですので、気軽にご連絡ください。
現在は薬剤師向けの研修会として考えていますが、ゆくゆくは地域の皆様へダイレクトに還元できるようなものを作っていきたいと考えています。(「もの」を探す旅はなかなかに険しい。)
長文、失礼いたしました。次回からはもっと簡潔的に書留ます。初回なのでご勘弁を。
薬剤師 y.n.