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お知らせ・お役立ち情報
2020.05.31
社内研修
第2回オンライン研修会を開催しました
「甚大なコロナ禍、その先にあるもの」
三重県ではコロナウイルス陽性患者が早1ヶ月以上、確認されていない状況が続いていますね。
そして、5月14日。
三重県を含む全国39県において、緊急事態宣言が解除されました。
新しい生活様式の提案もありました。
各企業団体では感染予防に対する取り組みが実施され、
全国の小・中学校では分散登校やsocial distanceを確保し、授業が再開されはじめてきました。
学校でのフェイスシールドを用いた授業については過剰防衛である、
と専門家では懐疑的な声が上がっていますが、新しい生活様式への対応は今後の課題であるにしろ、
徐々に社会経済活動が再開していることに対しては、社会全体が前進していることを強く感じています。
連日ニュースなどでも、「様々な感染対策の工夫」が紹介されている映像をみかけると、
つくづく、人の知恵はすごいな、と毎度感心する、そんな今日この頃です。
しかしながら、感染症の状況は予断を許さない状況であることに変わりはありません。
第2波の懸念も囁かれています。
マスク・アルコール消毒液の供給体制は少しずつ回復している印象です。ドラッグストアなどの店頭でも販売されている光景を目にするようになりました。
(ちなみに我が家はまだアベノマスク到着していません。郵便局員の友人曰く、配送、かなり大変だとか。)
結局、何が言いたいかというと、
今後の生活様式の変化に柔軟に対応しつつ、第2波を最小限に抑えるために、
一人ひとりがしっかりと意識をもって、引き続き、感染予防行動に努めていきましょう、ということです。
もう一息。ともに頑張りましょう。
さて、またしても前置きが長くなりました。本題です。
本日、第2回オンライン研修会(社内)を開催しました。
内容は「乳幼児とメディア」について。
乳幼児メデイアアドバイザーの私から30分程度、お話しをさせていただきました。
(前回ボンヤリ考えていたことが実現しました。)
その後、模擬相談を想定したquestion4題、ご参加いただいた先生方とディスカッションを行いました。
「子どもとメディアの関係性」
昨今、スマホをはじめとした電子映像メディアは急速な発展・普及をしています。
しかしながら、これから成長していく途上にある子どもにとって、
それらに囲まれて育つことが「人間としての原点を見失うではないか?」という危惧は、
多くの保育関係者や子ども関係者のNPO、教育関係者や学者・研究者から発信されています。
薬剤師業務に直結する内容ではないにしろ、医療従事者(特に小児医療に携わる者)や子育て世代、孫育て世代、その他こどもにかかわるすべての人にとって、知っておいて損はない知識である、と考えています。
第1回目は試験的に開催したためclosedな研修でしたが、今回は事前案内を行ったこともあり、
参加者は19名(発表者込み)と、
お休みの日にもかかららず、たくさんの先生方にご参加いただきました。感謝です。
先生方の学ぼうとする姿勢や意欲、本当に見習わなくてはいけない、と個人的に強く感じました。
少しずつ個々のレベルアップを図り、来局していただいた方々へお薬以外のモノ・コトを提供していくため、
今後も主幹が中心となり「実りのある研修会」を継続して開催できるよう、企画・検討していく次第です。
直近では研修会の他、症例検討会や学会発表の予演会を開催する予定です。
facebookにて都度イベント情報をご確認ください。
最後に、次回の研修会についてお知らせです。
★次回:第3回オンライン研修の告知★
開催日時:6月14日(日曜日)14:00〜15:00
内容:「アンチドーピング &事例検討(演習)」(講師:スポーツファーマシスト 瀧先生)
ドーピング相談に関する基礎的事項から、
スポーツファーマシストでなくても情報収集・指導の流れがわかるための講義をしていただきます。
東京五輪の延期も然り、2021年には三重県で国体が開催される予定です。
選手・大会規模を問わず、こういったドーピングに関する相談があった時、
何を用いて、どこへ確認して、どういった手順を踏めば良いのか。
知っておく価値は十二分にあると思います。
ぜひ少しでもご興味のある方は、気軽に奮ってご参加ください。
薬剤師 y.n.