７月26日（日）20時より第5回オンライン研修会を開催しました。

本日は上記の内容に関して、

津新町調剤薬局の奥野先生より約50分程度、お話をしていただきました。

初夏に多い皮膚疾患には、

マダニや毛虫かぶれ、アタマジラミなどの虫による皮膚疾患（虫刺症を含む）や、

日焼け、とびひ（伝染性膿痂疹）、汗疹、足白癬などが代表的なものとして挙げられます。

今回はその中でも「チャドクガ毛虫」を題材として

・チャドクガの毛虫かぶれ

・チャドクガの生態

・毛虫かぶれの予防、処置

・チャドクガ毛虫の駆除

について、写真などを用いて詳しくご説明していただき、社員で知識を共有しました。

今後、8月のお盆明けから9月の彼岸明けあたりまで、チャドクガ毛虫が発生する時期に差し掛かります。

この時期、毛虫かぶれを起こさないようにするには、まずは予防を徹底することが大切です。

もし例年、毛虫かぶれにお悩みの方がお見えでしたら、一度お気軽に薬剤師までご相談ください。

そして、毛虫かぶれの症状が出現した際には早めに皮膚科を受診することも大切です。

温熱療法など効果があるという話もありますが、あくまで応急処置の一例であり、自己判断での処置には限界があると思いますので、やはり皮膚科の専門医の指示を仰ぐことが望ましいと思われます。

今回は時間の都合上、「チャドクガ毛虫」に焦点を当ててお話いただきましたが、

続編として「アタマジラミ」や「マダニ」なども機会があればお話していただく予定です。

社員の皆様、乞うご期待です。（奥野先生、出番は近いです（願望））

また、社内研修では「薬」に限らず、

こうした「種々の疾患」や「医療」に関するテーマも積極的に取り上げ、

日々の薬剤師の業務に活用できるように社員間で情報共有を行なっています。

薬局にお立ち寄りいただいた際は、一つでも多くのことを持って帰っていただけるように、

社員一同、日々資質向上に努めて参ります。

お困りのことなどがあれば、ぜひお気軽にお尋ねください。

薬剤師　y.n.