お知らせ・お役立ち情報

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2020.09.07

社内研修

第7回オンライン研修会を開催しました。

9月6日(日)14時より第7回オンライン研修会を開催しました。

 

 

本日は「学校薬剤師の活動」について

西が丘薬局の佐野先生より約50分程度の講義をしていただきました。

 


★学校薬剤師とは★

学校保健安全法で大学以外の学校(幼稚園、小学校、中学校、義務教育学校、高等学校、中等教育学校、特別支援学校、高等専門学校)には学校薬剤師の設置が義務付けられています。また、認定こども園及び専修学校も同法が準用され、学校薬剤師を置かなければなりません。(日本薬剤師会のホームページより引用)


 


★学校薬剤師って何をしているの★

学校薬剤師誕生の経緯から当初は学校薬事衛生(薬品類の使用・保管等)に関する職務に従事していましたが、1958(昭和33)年公布の学校保健法には学校薬剤師の職務として、学校環境衛生(換気、採光、照明など)の維持管理に関する指導・助言者としての職務が義務付けられました。2009(平成21)年、学校保健安全法及び学校保健安全法施行規則が新たに施行され、学校薬剤師の職務は学校環境衛生に加えて、健康相談、保健指導にも従事するよう求められています。(日本薬剤師会のホームページより引用)


 

当グループには学校薬剤師として活動している薬剤師が複数名在籍しています。

 

 

薬剤師であれば原則として誰でも学校薬剤師にはなることができますが、

市町村の教育委員会からの委嘱や推薦が必要であり、学校数にも限りがあるため、

三重県(支部)薬剤師会に希望者登録が行われても、直ぐにはなれないことも往々にあります。

 

 

また、薬剤師として十分な経験を経た社会人が、社会貢献の一環として活動する仕事であり、

教育にふさわしい人間性を持つ、教育に正しい理解を持つ、職務に必要な知識の研鑽、などが

学校薬剤師部会において、必要条件として定められています。

 

 

 

このように、学校薬剤師は社会的に非常にやりがいのある仕事であるとともに

 

・学校保健計画・学校安全計画の立案

・環境衛生の検査・指導・助言

・健康相談・保健指導

・医薬品の管理

・薬物乱用防止活動

・「薬の正しい使い方」授業への参画(薬物教育の推進)

 

など仕事内容は多岐に渡り、それ相応に重要な責任が伴う職務です。

 

 

 

他方、学校薬剤師は担当している学校の入学式や運動会などの学校行事に招待されることも多く、

地域に根差した薬剤師として子供たちの成長を見守ることができるという、

この仕事ならではのやりがいや喜びを感じることができる素敵な一面も持ち合わせています。

 

 

当グループの学校薬剤師も、自分の子供の学校を担当しており卒業式で名前を呼ばれたり、

母校を担当し、校長先生と昔話に花を咲かせたりと、

仕事に派生して、やりがい・喜びを感じる場面が多々あるといった話をよく聞きます。

 

 

かくいう私も、母校の中学校を担当しています。

 

校長室にはプロサッカー選手になった同級生のタオルマフラーがかけられていたり、

当時の部活動で得た表彰状が飾られていたりと色々懐かしい思い出が蘇ってきます。

 

薬剤師として母校へ戻り、恩返しができることに対して強い喜びを感じています。

 

 

学校薬剤師の捉え方は人それぞれ異なりますが、

私はお金を払ってでもやりたい、とてもやりがいのある仕事だと思っています。

 

(元教師志望の)薬剤師 y.n.

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