令和2年12月5日（土）21時 〜 22時15分

第13回オンライン研修会を開催しました。

今日はいつものようにオンラインで研修会。

この研修会を始めたのは、

コロナ禍で研修会や講演会の中止により自己研鑽の機会が減ったことによるスキルアップやオンラインによる研修会や会議などが増えることを予測してZoomなどのオンラインアプリに使用や操作に慣れておくために始めました。

半年が経過し、13回目を迎えた研修会ですが、今回は、参加者のみんなで意見を出し合う形にしてみました。日頃、現場で困ったりモヤモヤすることに対して画面やマイクを通して皆さんのご意見を聞き参考にできればと思いました。

学んだことが「明日から使えること」であったりこれからの薬局・薬剤師に必要なことを学べる会にしていきたいと考えました。そして、オンラインで皆が話し合う参加型の研修会のもとを作っていきたいと思います。もちろん、座学形式の研修会も引き続き行いますが、その中でも発言することに慣れて頂き、活発な質問やディスカッションができるようになればいいなと思っています。

前置きが長くなりました。

今回は、「みんなの質問に全力で答える会」と称して、まずは職場の同僚の薬剤師Mさんに何かみんなに聞いてみたいことはありませんか？と事前に質問を用意していただき、主幹の3人が分担してその質問に関する薬学情報を用意して、日頃、参加者の皆さんが現場でどのように服薬指導しているか、どういった点に着目しているかなどご意見を頂きました。

M薬剤師からの質問は

① 毎回同じ処方の患者様にどのようにお話しするか？

② 点眼薬の防腐剤について

③ 点眼薬を使用する順番

④ 糖尿病のシックデイの対応方法、インシュリンや糖尿病治療薬の減量や中止の指導は？

（時間の関係で次回にまわします）

⑤ ある種の抗生物質が処方された場合の服薬指導上の注意点

⑥ 薬物代謝酵素とフルーツジュースの関係

参加の皆さんのアドバイスを頂き、気になることは自分でも調べて勉強していますが、みんなはどうしているのか知りたかったことを聞くことができ、M先生は参考にして今後の業務に活かしていただけると信じています。

また、参加された皆さんも自身の知識の確認や復習に役立ってもらえればと思いました。

（司会の自分は今回の研修会の資料作りをしながらいい勉強ができました！）

若い先生のフレッシュな知識やプレゼン力とベテラン薬剤師やエキスパートの経験が融合してよい会になったと思います。

一志調剤薬局・中町店

荒木