お知らせ・お役立ち情報

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2020.12.21

社内研修

第14回オンライン研修会を開催しました

2020年12月19日(土)21:00〜22:00

第14回オンライン研修会を開催しました。

 

今回はプライマリ・ケア講座 第2弾として、

『患者とのコミュニケーション』をテーマに

自分がプライマリ・ケア研修会に初めて行った時のコミュニケーションのお話に三重大学で学んだコーチングや最近の研修会などで学んできた話を交えてお話しました。

 

 

★なぜプライマリ・ケアでコミュニケーションが必要か?

・薬剤師が地域で活動するために必要であるから。

・薬剤師は患者さんと医師の橋渡し役である。そのためには患者さんの情報など知る必要があるから。

・患者-薬剤師間、薬剤師-医師間、そのほかの多職種とのコミュニケーションが必要

 

 

★患者中心の医療

慢性期の医療では,患者は疾病とともに過ごしており,その疾病は完治するものではない。その結果,患者が医師に求めることが「疾患の治療」だけではなく,「病いをもつ人へのケア」である場合が増えてきている。患者さんの思いや胸の内を知ることは重要である。

 

「illness(病い)」と「Disease(疾患)」に加え、患者の「健康についての認識・経験(健康感)」の3つを行き来しながら解釈をつなぐ事になります。

この健康感は患者固有のもので、信念や価値観に近いものとなるそうです。

 

 

昔と違い、病気がない=健康であった⇔病気があってもイキイキしている人がいます。

我々は、この点に対するケアのため薬剤師にコミュニケーションを学ぶ必要があります。

 

 

★コミュニケーションの基本

話し方や聞き方、傾聴など必要なスキルのレクチャーと医療者が陥りやすい点をモデルケースを用いて列挙し、自己を見つめなおすことや心がけることの確認をし、

患者さんの健康のゴールをともに考え、進むために何が必要かをお話ししました。

また、それが、患者さんの行動変容となるきっかけになるように薬剤師は常に寄り添う姿勢で取り組みたいものです。

 

一志調剤薬局・中町店 荒木

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