2021年1月17日（日曜日）21:00〜22:00

26年前の今日、阪神・淡路大震災のあったこの日に、

三重大学附属病院 薬剤部 森川先生をお招きして

「災害医療と薬剤師の役割について」お話を頂きました。

森川先生はDMAT(災害医療支援チーム)の隊員でいらっしゃいます。

今回は

・災害とは

・薬局薬剤師に求められる役割

・災害時の基礎知識

・災害への備え

以上の内容でご講演頂きました。

薬剤師会から津市の防災訓練の救援活動に参加した経験を踏まえ、

今日の講演はより具体的な話を拝聴できました。

我々は、自分たちが勤務する薬局が被災した場合や救護活動を行う場合について、

薬剤師会の位置づけに沿った救護活動、医療活動を行う上に、手洗いやトイレの衛生や伝染病予防の活動を薬剤師は町の科学者であるという自覚のもとに行う必要があります。

また、普段の患者さんとの面談の能力を活かして不足物資の聞き取りやメンタル面のサポートの役割もあることを認識できました。

災害時には情報を収集する必要や災害医療には指揮と連携、安全、情報伝達、評価の部分とトリアージ、治療、搬送の活動があることの確認もできました。

この研修を通じて、

我々は地域の防災や災害時のためにできることや準備することを考える良い機会となりました。